| 賀来さん親子が登場した女性誌「my40'S」の 2005年7月号を御紹介致します。 |
表紙
●発行:主婦の友社 ●定価:620円
●撮影:立木義浩 ●表紙コーディネート:内田武樹 ●スタイリング:村井緑 ●ヘア&メーク:徳田郁子 ●デザイン:村崎和寿(C-saria) |
記事
若いときに気づかないことが 40代になって すこしずつ見えてきた 賀来千香子さん
●撮影:立木義浩 ●インタビュアー:内田武樹 ●スタイリング:村井緑 ●ヘア&メーク:徳田郁子 ●デザイン:村崎和寿(C-saria) | ||||||
2ケ月ほど前、買い物帰りに父と待ち合わせたときのことですが、その日はあいにくの雨。 傘を差し出して両手に大きな買物袋をぶら下げて父を待っていると、突然、強い風で 帽子が吹き飛ばされてしまったんです。 帽子は車道に向かってコロコロと転がり、両手には大荷物。 あきらめたそのとき、若い男性がサッと拾って「どうぞ」と、笑顔で手渡してくださった。 そして、足早に立ち去ったんです。 そのとき、私は帽子を拾ってもらった感謝と、帽子が戻った喜びと同時に、その男性の さり気なさが、ほのぼのと心に染みて、なんともいえずうれしくなりました。 今の世の中、なんとなく心がささくれ立っているように思えてしまうニュースが多いでしょう。 心が温かくなる感じがしだんですよね。 年齢を重ねているということには、人の心に触れる感性を深くしてくれるのか、40代に なった今、これまで気づかなかったり感じなかったりしたことも、少しずつ見えてきたような 気がします。 もしかしたら40代って人とのふれあいにおいては、第2の人生の出発点になる大事な 年齢なのかもしれませんね。 私が芸能界にデビューしたきっかけは、女子美短大に進んで、学生と二足のわらしで 始めたアルバイト感覚のモデルでした。 でも、現場に行けばアルバイト感覚なんていう中途半端な気持ちでは通用しません。 スタッフの方たちはプロですし、私にもプロとしての意識が要求されます。 モデルとして、それぞれのニーズに合わせて意識を切り替え、表情やポーズを考え ながら真剣に取り組んでいくようになりました。
玉三郎さんとの出会いがなければ、今の私はない そのうちに、マネージャーから「女優の仕事も」と話があり、私も人に感動を与える女優 という仕事に引かれて、NHKの連続テレビ小説のオーディションを何回か受けました。 でもいつも落ちるんです。 最終先行には残るのに。 私の顔ってNHK向けじゃないのかしら(笑)。 そんな中、TBSの連続TV小説「白き牡丹に」のオーディションを受けたら、まるで宝くじが あたるように合格して(笑)。 これが女優としてのスタートで、21歳のときでした。 でも、この初出演のドラマは大プレッシャー。 女優としての基礎がなにので演技は今思っても、どうしようもないほど恥ずかしいです(笑)。 ドラマが終了したときは自信喪失。 その後、次の作品が決まってないという時期を経験しました。 でも、不思議と女優を辞めようとは思わなかったですよね。 向いてないかなあと思ったりしたんですけど(笑)。 カッコよくいえば、どこかで自分を信じてたというのもあるんですけど、もしかしたらどこか 図々しいところもあるのかもしれない(笑)。 その後、三島由紀夫先生の「黒蜥蜴」で、坂東玉三郎さんの相手役として、初舞台を踏む 幸運に恵まれました。 玉三郎さんには、「賀来ちゃんには授業料をいただけなきゃね」(笑)とおっしゃられるほど、 手取り足取り教えて頂きましたが、まず、何よりも玉三郎さんにあこがれ、”私もこの世界で やっていきたい。同じ世界で頑張りたい…!”と強く感じられたことがいちばん大きかったと 思います。 その舞台と同時進行で、テレビドラマでも、小泉今日子さんをいじめる適役に抜てきされた りして、この舞台とドラマ出演を機に、仕事は軌道に乗り始めました。 ふり返ってみると、パワー全開で「NGなんて出すわけないわ」と思うくらい強気になった ときもあれば、どうしようもなく落ち込んで、頭が真っ白になり、泣くにも泣けないほど ふさぎ込んだときもあります。 そんなときは、とことん落ち込みを味わいますね。 でも大体の理由は自分で分かってますから、それからは、明るさに向かいます。 この年齢になってつくづく感じるのは、”明るいこと”は尊いことです。 それと、私はこの世で1人しかいない、自分は人のまねはできないし、反対にだれにも 私にはなれない。 だったら自分を大事にしなきゃって。 そうすると自分はもちろん、人にも優しくなれると思うんです。 考えてみると、10代は何がなんだか分からない。 20代はひたすら突っ走り、30代は試行錯誤の中で右往左往していました。 そして、40台になって、やっと今までの生き方に折り合いをつけ、自分の長所と短所も 知ったうえで、”今の私”を丸ごと引き受けることができるようになりました。 だから、これからは私の本当の生き方ができるのではないかとワクワクしているんです。
家庭の健康と笑顔! これが私の基本です そしてもう1つ大きな支えになってくれているのは、やはり家族の存在。 主人(俳優・宅麻伸)と両親には本当に感謝していますね。 両親からは"思いやり”とか”心配り”をいつも教わっている機がします。 夫とは今年で結婚11年になったのですが、彼と話すと心が落ち着きますし、彼は 本当はとてもお茶目な人なので家ではジョ^クがあふれています(笑)。 家族の健康と笑顔!これがいつも私の基本です。
|
| 熱海大道グループ・賀来さん研究所 atamidaido@i.bekkoame.ne.jp 神奈川県横浜市 |